工場長の考えてること

工場長の考えてることを脳みそ直だしです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

当事者性と語られることの間【社会学の一つの先へ】

自分のことを社会学徒だと思っている。 しかしながら、学校では寄り道を沢山させられた。 いまさらなら幸いと思う。が、社会学専門の教師が少なかったため国体や憲政史(それゆえに戦後史のレポートを書かなきゃいかなかった)さらに法哲学(なんでアリスト…

信用の失われた社会はどうなるのか【香港について】

記録がないとかの例の宴会の話じゃない。 香港だ。 日本で考えると「警察」は割と信用されている方だと思う。先進国とそうでない国を分けるものとして、司法が信用されているか否かということがあるとすれば多くの先進国の警察は「比較的」信用されていると…

感情史と表現

感情史が気になっている。そして何とか読み込んでいる。 性差や階層差、文化資本、使われる用語の変遷。全体にジェンダーと歴史の結いができるのではないかと感じるからだ。 感情史については無料公開されている森田直子氏の下記が概観としてよくまとまって…

無印とUNIQLOの違い(大型店にて)

特別な訳がありそうで、よく分からないがUNIQLOは買わないが無印良品は食品から何からよく買う。 よく買う=よく行くということで、近場のお店は上野かアキバか銀座ということでその三つにしばしば出かける。最近お気に入りのMUJI Labは上野マルイか銀座しか…

選挙の行方と失われかかって守るもの

2019年、11月25日現在。香港の区議会議員選挙の真っ最中である。 香港の中国返還以降、最高の投票率70%に手が届きそうであり、また民主派が圧勝しそうである。 行政長官を含め中華人民共和国に対してこの区議会選挙がどの程度民主化、あるいは現在の香港デモ…

サバイブとモバイル

もう、しばらく前のことでお忘れかもしれないが北海道のブラックアウトは本当に驚いた。 電力グリッドの脆弱性が明らかになったからである。 日頃から日常の外出にも緊急用品に転用できるものは負担にならないように入れてるつもりだが。 そして何か災害が起…

芦田愛菜という呪い

芦田愛菜さんが、なんだか日本の偉い人がアレだ。お役につくので着物を着てお話をされた。わたしは這いつくばって映画観ていたので見てないがさぞや素晴らしいご挨拶だったのでございましょうと思う。 芦田愛菜さん2019年現在15歳(以下敬称略)について語る…

壁の向こうにいた男

壁の向こうにいた男と20分ほど話した。 壁の向こうとは(わたしは直接そう言わなかったけれど)刑務所のことだ。 2人きりで20分と言っても特別な場所じゃない。タクシーの中。自宅前の不忍通りから職場までのほんの僅かな間である。 かつて仕事でそういう方…

分断と言うより軸はどこ?。。。感情論を超えて

ほぼわたしは日本の地上波を見なくて、テレビで見るニュースソースはCNNなどのアメリカ、BBCなどの欧州に偏っています。 これは単にわたしが多少なりとも英語しか出来ないことから、なのですがに日本でお金を払ってリアルタイムに合法的に鑑賞できる放送局が…

ネットで食べると言うこと

もともとの仕事からネット関係の仕事になってかなりたつ。 東京を捨てた人の話に便乗するわけではないが(してるか)、こんなに長いことネット関係の仕事をしていると感じるのは稼ぐ手段がめちゃくちゃ早い速度で変わっていると言うことである。 携帯、ネッ…