工場長の考えてること

工場長の考えてることを脳みそ直だしです。

感情史と表現

感情史が気になっている。そして何とか読み込んでいる。

性差や階層差、文化資本、使われる用語の変遷。全体にジェンダーと歴史の結いができるのではないかと感じるからだ。

感情史については無料公開されている森田直子氏の下記が概観としてよくまとまっている。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/shigaku/125/3/125_39/_article/-char/ja/

歴史は多様だ。そして、決してすべての人の経験を紡ぐことはできない。

わたしはオーラルヒストリーと、リフレクティングや当事者研究、そしてこの感情史の交差点があるのではないかと懸命にさぐっているが、アリエスのように日曜歴史家を目沢してない。根源的にむいてない。広い範囲の当事者、語る人、傾聴、リフレクティングプロセス、オープンダイアローグ。これらをそれぞれに使い分け、ついコピーライターや大きな主語になりがちな社会学社会心理学、社会哲学を、もう一度、もっともこまかなところ。小さな関係から見直したいと本を読み、人に合っている。